繁田糀味噌醸造所

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企業情報

ご来店お待ちしております。

代表者名: 繁田 喜彦
従業員数: 2名 (常時雇用 2名 )
本社所在地: 675-1115 加古郡稲美町国岡 1066
TEL: 079-492-1708
FAX: 079-492-1708
会社沿革:大正初期に本家より家業を受け継ぎ「繁田糀屋」として創業
        昭和52年に「繁田糀味噌醸造所」とし、こうじ・味噌の加工販売を続け現在に至っています。

稲美(いなみ)の味噌作り

県下一の大きさを誇る加古大池、全国的にも有名な溜め池群。そして周囲に青々と広がる水田・・・。
米どころ稲美野台地においても、古くから農家を中心に自家製味噌が作られてきました。
いろいろな食材を取り込んで、おかずに仕立て上げる味噌汁。農作業に明け暮れた当時の人々にとって味噌汁は手軽で、しかもバランスのとれた栄養源でありました。
それだけに各家庭での味噌作りは生活と一体になったものであり、家族総出の恒例行事として姑から嫁へ、親から子へと「おふくろの味」が伝えられてきました。
そんな農家に伝わる素朴なおふくろの味を、今なお大切に守り続けているのが「いなみの味噌作り」です。
稲美町産大豆
大豆をきれいに選別し使用しております。

仕込みは12月初旬から2月初旬にかけての冬期のみで、主としてお客様からお預かりした米・大豆をもとに、こうじ、味噌の委託加工を行っております。また、委託加工に加え販売用のこうじ、甘酒、味噌作りも同時に行っており、創業以来約90年余り、細々とではありますが、脈々と営業を続けております。
神戸新聞に掲載されました。

味噌作りの特徴

手作業による糀(こうじ)作りにあります。
味噌の味を左右するこうじは、こしき桶で米を蒸し、こうじ室(ムロ)、こうじ蓋(ブタ)を使って寝かせる昔ながらの方法で、しかも甘酒用・味噌用と分けへだてることなく、室の中で何度も手を入れ丹精込めて育てます。
原材料にもこだわり、米は町内の契約農家が栽培する減農薬米が2/3、残る1/3は12年間農薬・除草剤を一切使用しない不耕起田で草とともに育った自家栽培米を使用しています。
不耕起栽培米(13年目)不耕起栽培米不耕起栽培米
不耕起栽培米(13年目)             9月の不耕起田です。           10月中旬過ぎ。
苗は1本ずつ鎌で土に切り目を入れて                              刈り入れを待つ自家栽培米です。
手植えにて行います。                   

大豆も町内及び近郊産の良質なものを一粒一粒手間をかけて選別しております。
さらに、2003年より自家栽培米を胚芽米として精米、天然天日塩「浜菱」を加え、より一層元気な味噌に仕上がりました。

もうひとつの特徴
糀歩合が高いことです。
洗米から蒸米、床入れ(室での発酵)、出糀まで延べ4日(丸2日半)を要するこうじ作りの工程からみれば、米1斗(15キログラム)に豆3升(4キログラム)と唄われた、他に例のない糀をふんだんに使った稲美の味噌は、それだけに手間ひまのかかった贅沢な味噌といえます。
新鮮で生命力あふれる素材を手塩にかけ、あとはゆっくり時間をかけて微生物の働きにまかせております。

商品

繁田糀味噌
1kg入りから製造直売しております。
1kg入り満天は店頭売り800円です
通信販売もしております。